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【広告出稿を検討中の方向け】
アフィリエイト広告導入までのステップ
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告です。
掲載先の媒体様が出した成果に応じて広告費が発生する費用形態で、何を「成果」に設定するのか、それにいくら支払うのかを広告主様が決められる特徴があります。
そんな自由度が高い広告手法の為、企業のマーケティング担当者様の中にはアフィリエイト広告を出したいと思った際、何が必要でどんなステップを踏めば良いのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、今回は開始までの流れや準備するものを簡単に説明させていただきます。
文章を読むよりもプロに聞きながら整理したいというご担当者様は、アフィリエイト広告を扱う「ASP」を運営するレントラックスにお問い合わせいただければ直接ご説明させていただきます
開始までの流れ
アフィリエイト広告を出す際、アフィリエイト広告の計測システムや掲載先サイトを持つ「ASP」にお問い合わせをして始めるのがスムーズで一般的です。ASPを利用する場合の開始までの流れは以下です。
企業様や進捗具合により多少の前後がありますが、基本的な流れは上記のとおりです。
準備にかかる期間についても様々ですが、最短で1ヶ月ほど、余裕を持って3ヶ月ほどは見ておいたほうが良いと思います。
ご注意いただきたい点は、広告開始は=掲載開始ではないという点です。
ここで言う⑦の広告開始は、ASP管理画面上で媒体様向けに広告の公開ができたという意味で記載しています。
媒体様はASP管理画面上で新着の広告を確認したり、ASPの担当者に提案してもらいながら所有するサイトに掲載するかどうかを判断しています。そのため、広告が開始したからすぐ媒体様のサイトで掲載が始まるというわけではない点だけ、ご注意ください。
ASPと契約するまでに準備するもの
アフィリエイト広告の実施が決まったら、ASPの契約までに準備するものは大きく分けると以下3つが挙げられます。
- LP、ECサイトの用意
- 媒体様向け掲載条件を決める
- ASP選定、問い合わせ
以降、それぞれ簡単に説明します。
LP、ECサイトの用意
ユーザー様が広告をクリックした際に飛び先となるLPもしくはECサイトを用意します。
ASPに問い合わせを行う際には、最低でもWebサイトだけあれば大丈夫です。まだLPがなくても、商品やサービスの詳細、いくらで販売していく予定なのかなどの情報があれば問題ございません。
LP(エルピー)とは、ランディングページ(Landing Page)の略称で、直訳するとユーザー様が広告をクリックした際に着地するページのことを指します。
アフィリエイト広告でよく使われるLPの多くは縦長な作りで、売りたい商品/サービスの情報や、購入するためのボタン、個人情報入力フォームなどがすべて1ページにまとめられている特徴があります。
ランディングページ例
アフィリエイト広告でPRしていく商品/サービスが1つの場合、このLPを作ることをおすすめします。
なぜなら、購入までの情報や導線をわかりやすくまとめたページを作れば、ユーザー様の離脱が起こりにくくなることから、商品購入やサービス申し込みなどの成果を追求するアフィリエイト広告と相性がよく、広告効果が上がるためです。
例えばアフィリエイトサイトで「おすすめの化粧水はA社のBという商品」と紹介の上、A社のアフィリエイト広告を掲載したとします。
そのサイトを見たユーザー様が商品Bに興味を持ち広告をクリックした際、遷移したページがA社のECサイトのTOPページだった場合、ユーザー様にはECサイトの中で商品Bを探す手間が発生します。
欲しい商品を購入するまでの導線が分かりづらかったり、長く時間がかかるほど、買うことを諦めECサイトから帰ってしまう(ユーザー離脱)という事象が起こりやすいのです。
そのため多くの広告主様はLPを作り、PRしたい商品/サービスの申し込み導線を簡素化することでアフィリエイト広告の効果を高める工夫をしています。
媒体様向け掲載条件を決める
アフィリエイト広告は、何を「成果」に設定するのか、その成果にいくら支払うのかを広告主様が決められます。つまり、広告主様ごとに媒体様に対する掲載条件が異なり、その掲載条件に了承してくれた媒体様のみがサイトへの広告掲載をしてくれることになります。
そういった特徴から未来の掲載先となる媒体様に向けて、ユーザー様が広告経由でどういうアクションを起こせば成果報酬をお支払いするのか?を提示する必要があります。
項目に分けると、「成果地点」「成果単価」「却下条件」などを決めていきます。
- 成果地点
-
広告を見たユーザー様がどの地点に到達すれば成果と見なすのかを表す言葉です。
「商品購入」「資料請求」「会員登録」「新規アプリダウンロード」など、広告主様の商品/サービスや目的に応じて様々な設定が可能です。
- 成果単価
-
媒体様にお支払いする成果報酬の単価です。
成果地点に到達したユーザー様ごとにいくらという形で設定して、成果の数に応じて支払うことになります。
成果単価は、定額で〇〇円と設定することも可能ですし、定率で購入額の◯%と設定することもできます。
- 却下条件
-
アフィリエイト広告はASPのシステムを用いてユーザー様が「商品購入」「資料請求」などの成果地点に訪れたかどうかを計測できますが、成果すべてに広告費を支払う必要があるかというとそうではありません。
「いたずら注文」「過去購入履歴のあるユーザー様からの再購入」など、こういった成果の場合は成果報酬を支払えませんという条件を予め設定することが可能です。
これらの決め方は、自社の定める目標CPA(新規顧客を獲得するために費やすコスト)や自社の商品/サービスと類似する企業様はどのように設定しているのか、などを鑑みて検討する必要があります。
ASPに相談すれば推奨の単価設定など一緒に考えてくれるので、ASPに問い合わせを行ってからの判断でも問題ないです。
ASP選定、問い合わせ
ASPはいくつかサービスがあり、それぞれ運営会社や特徴、得意な広告、掲載先メディアの保有数などがちがいます。そのため契約前には以下を比較しながら、自社に合うASPを選び、気になる企業へ問い合わせをしてみてください。
- 初期費用、月額利用料の有無
- 得意な広告ジャンル
- 掲載先サイトの種類や登録数
初期、月額費用についてはASPによって異なります。
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告なので、うまく成果が出ない場合広告費用は発生しないと思われがちですが、媒体様への成果報酬の支払いが0円でもASPによっては月額利用料は発生する場合があります。
得意な広告ジャンルについても契約前に確認することをおすすめします。
ASPによって主に売上を作ってきた実績のある業種や広告の種類が異なり、それにより掲載先として保有するサイトの種類も各社まったく異なります。
例えばA社は美容系物販の広告を多く持ち、売上を伸ばしてきた実績があるとします。その場合、それに伴って美容系や女性向けサイトの媒体様が取引先として多い傾向があります。
仮に今回PRしたい自社のサービスが金融商品だとしたら、親和性の低い美容系のサイトが多いASPと提携してもうまく掲載先が見つからず、成果につながらないといった結果にもなりかねません。
得意な業種やどういったサイトの登録が多いのかは聞いておきましょう。
ASPと契約後、準備するもの
以上の準備が済んだら、いよいよASPとの契約、開始準備となります。
契約後は広告素材と成果計測のシステム連携がメインです。
広告素材の用意
媒体様がアフィリエイトサイトに掲載する広告素材を準備します。
バナー原稿、テキスト原稿、メール原稿などがあります。
バナーはASP各社でそれぞれ推奨サイズがあるので、契約するASPを決めてから作成する流れがベターです。
広告素材は一回作ってASP登録したものをずっと使い続けなければいけないわけでなく、定期的に見直しや更新が可能なので、その点はご安心ください。
成果計測の仕組みを構築
自社のLPやECサイトで購入/申込み等のアクションが行われた際に、ASP管理画面へ成果があった旨を通知する仕組みを構築します。ASP管理画面は、ASPと契約すると発行され、どのサイト経由でどれくらい成果地点に至ったユーザー様(購入者様)がいたのかや、どれくらい広告がクリックされたのかなどが見れるようになるものです。
計測の仕組みは複数あり、一例を挙げると以下がよく使われる計測方法です。
ここではECサイトを例にご説明します。
トラッキングタグを用いた計測方法
購入者様がアフィリエイト広告経由でECサイトを訪れた際にCookieを付与し、購入完了に至ったらASP管理画面に成果通知する方法
ソケット通信を用いた計測方法
購入者様がアフィリエイト広告経由でECサイトを訪れた際にパラメータを付与し、パラメータを保有したまま購入が完了したらASP管理画面に成果通知する方法
ASPによって推奨する計測方法が異なりますので、詳しくは契約したASPに確認するのがおすすめです。
また、自社のシステム担当の方とも連携する必要が出てくると思いますので、リソースの確保は事前に行ったほうが良いかもしれません。
成果発生のテスト
成果計測の仕組みを構築完了したら、ASP管理画面できちんと成果が通知されるかテストを行います。
一般のユーザー様が実際に購入や申込みをする際の動作をたどりながらテスト購入をしてみるため、物販の広告主様はこのテストで商品が実際に発送されないように調整が必要です。
テスト注文の際の注意点などをASPに伝えながら実施します。ASP管理画面へ成果の通知がうまくいき、広告素材もすべて揃えばいよいよ広告のスタートです。
別の記事では、広告スタート後に成果を出していくためのアフィリエイト広告運用のコツをお伝えします。
まずはASPへお問い合わせがおすすめ
説明が長くなってしまいましたが、何を広告に出したいのかさえ決まっていればASPに問い合わせをするのが一番早い方法です。ASPとの会話で決めるべきことやその後のステップも整理できます。
レントラックスは初期費用・月額利用料無料で完全成果報酬で始められるASPです。
様々な業種の広告主様/媒体様とお取引の実績がありますので、
ぜひお気軽にお問い合わせください。