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【広告主様向け】
アフィリエイト広告導入後の運用について~基礎編~

今回は、広告主様向けにアフィリエイト広告の運用について解説します。

ASPに広告登録をした後に発生する諸業務に加え、アフィリエイト広告を扱う上でよく使う用語の説明も含みますので、アフィリエイト広告の導入を検討している、もしくは開始したての広告主様の参考になればと思います。

アフィリエイト広告の概要についてはこちらをご覧ください。

ASPへ広告登録後の運用

ASPへの登録が完了したら、いよいよアフィリエイト広告のスタートです。
開始後の初動~中長期的な運用の中で一般的な対応としてはまず以下の業務が出てきます。

それぞれ簡単に説明していきます。

提携先を増やす(提携承認作業、リクルーティング)

広告を開始後の初動は、成果を出すために広告の掲載を増やしていく必要があります。そのために、まずは提携サイトを増やすことに積極的に取り組んでいくのがおすすめです。

まず前提として、媒体様がアフィリエイト広告を掲載するまでには以下のステップを踏んでいきます。

掲載する広告を選ぶ
広告と提携する
記事を書く
広告掲載

つまり、広告主様がASPに広告登録すれば自動的に色々なサイトで掲載開始したりすぐ成果が上がるわけではなく、媒体様が広告を選び手動で掲載していくという点で、媒体様へ掲載を促進していくための業務が発生する訳です。提携サイトを増やしていく方法は、大きく分けて2パターンです。

提携作業
広告掲載を希望する媒体様からASPを通して提携したい旨の申請が届き、提携の可否を下していく作業
リクルーティング
掲載したいサイトを探し、ASP経由で広告掲載のご提案をしていくプッシュ型の掲載促進方法

提携とは、媒体様が持つサイトに広告を掲載し成果が発生する状態にすることです。
ASP管理画面を通して広告と媒体様が持つサイトを提携状態にすれば、媒体様はアフィリエイトリンクの取得が可能になります。アフィリエイトリンクを用いてサイトに広告掲載をすれば、ASP管理画面上で成果の計測ができるようになります。

ASPを通して媒体様からの提携申請が来る場合、掲載したいサイトが提示されてきます。サイトの内容を確認して、自社の広告に合うサイトであれば承認、合致しないようでしたら非承認としていきます。

ただし、この提携申請を待つだけでは広告の成果が出るまで時間がかかります。なぜなら、ASP管理画面にログインして広告を選び、提携申請をしてくれる媒体様が存在する一方で、ASP管理画面を普段あまり見ず、他のアフィリエイトサイトでの掲載状況や、ASPとのコミュニケーションで掲載する広告を選ぶ媒体様も多いからです。

そのため、自ら掲載したいサイトを見つけアプローチしていくリクルーティングがアフィリエイトの運用では肝になってきます。媒体様へのアプローチ(掲載の提案)は、ASPに依頼します。どのような掲載先があるのかや探し方に不安がある場合にも、ASPに相談することがおすすめです。

参考:掲載先の種類について

提携申請を承認していく作業と、リクルーティングの両方を併用して提携先を増やせば、媒体様それぞれのタイミングで掲載が開始していきます。

掲載先サイトの管理、表記チェック

掲載開始したサイトが出始めたら、掲載サイトの管理や表記チェックも必要になってきます。

管理方法や表記チェックの判断は広告主様によって異なりますが、最低限どのページで掲載されているかや、どんな表現で広告掲載しているのかは独自で管理しておいたほうが安心です。サイトごとの成果分析や、特に広告を出稿している商品/サービスのスペックやユーザー(消費者)様向けキャンペーンが変わる場合などにそれが活きてきます。媒体様側は最新のスペックやキャンペーンの切り替えを知らずに古い情報のままずっとサイトに掲載されているいうことはよくありますので、修正や更新依頼の際に該当ページや具体的な箇所を提示できるほうが、更新が早く完了します。なお、修正依頼はASP経由で媒体様へ連絡します。

成果承認作業

成果が出た後に出てくる作業です。簡単にお伝えすると、広告費を支払う成果と却下する成果の判別作業です。

アフィリエイト広告経由でユーザー様が成果地点に到達した場合、ASP管理画面に成果が反映されます。その成果の数に応じて各媒体様へ広告費をお支払いするのがアフィリエイト広告の流れですが、広告主様は成果地点の設定とともに、「こういった注文の場合は成果が上がっても広告費を支払えません」という却下条件も決めることができます。

却下条件一例
注文キャンセル、未入金の成果、いたずら注文、重複成果、同一人物からの2回めの申し込みなど

広告主様や成果地点によって設定は様々ですが、こういった却下条件を設定することで、広告費目的の注文や広告主様の利益にならない成果に対する広告費の支払いを却下でき、より費用対効果の高い運用が可能になります。

承認作業の方法としては、自社で保有する購入データとASP管理画面で上がった成果ごとのユーザー識別子を照らし合わせ、どのユーザー様がどの成果に該当するかを突合して成果ごとに承認/却下を判別していきます。

頻度は広告主様の商品/サービスや成果地点により異なりますが、目安としては月1回、ASP管理画面上でこの承認作業が発生します。

広告素材の見直し

広告素材の更新もアフィリエイト広告の運用に必要な作業です。

アフィリエイト広告で使う素材はバナー原稿、テキスト原稿、メルマガ原稿などがありますが、特に更新が必要になるのはバナー原稿の場合が多いです。例えばユーザー様向けに、期間限定キャンペーンの情報を載せた素材を作った場合、そのキャンペーンが終われば原稿を修正する必要が出てきますし、そうでなくても広告効果を高めるために定期的に原稿の見直しを実施する広告主様もいます。

ただしアフィリエイト広告の場合、広告主様が用意した広告素材を使わず、媒体様側が自分たちのサイトに合うテイストの画像を独自で作成して掲載したり、LPのキャプチャや商品画像などを用いて掲載するケースも多く見受けられます。

そのため定期的な広告素材の見直しがどこまで効果を上げるかは算出が難しいのですが、他のWeb広告と同様、アフィリエイト広告を運用していく中で更新する必要やタイミングはそのうち出てくると思いますので、念のため記載しておきます。

媒体様向けメルマガ

媒体様向けになにか告知すべき事項が発生した場合、ASP経由でメルマガの配信が可能です。
広告している商品のスペック変更や、ユーザー様向けキャンペーン開始の告知など、修正が必要になる際や逆にサイト内で積極的にアピールしてほしい情報がある場合に、メルマガを活用しながら周知していきます。

運用方法についてもまずはASPへご相談ください

ASPや媒体様など、関わる企業・人が多くコミュニケーションや様々な運用業務が発生するアフィリエイト広告。
広告主様によって対応する内容や最適な運用方法は異なってきます。
何から始めればいいの?など簡単なことでも、まずはASPにご相談ください。ASP各社の担当者と会話をしながら運用を進めることが、より効率的な一番の方法です。

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